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D-SHOGYO
2026年10月25日(日)
EC・店舗集客・検索マーケティングの専門紙
店舗集客・MEO

Googleビジネスプロフィール、投稿の表示回数が復活 MEO効果測定は投稿単位へ

Googleは9月10日、ビジネスプロフィールの投稿カードに表示回数を表示すると告知した。2023年に終了した機能の復活で、過去18か月分をさかのぼれる。店舗は投稿の効果を投稿単位で検証できるようになる。

Googleビジネスプロフィール、投稿の表示回数が復活 MEO効果測定は投稿単位へ

Googleは9月10日、Googleビジネスプロフィールの投稿に表示回数を表示する機能を告知した。管理画面の投稿カードに、その投稿が何回見られたかが数字で出る。対象は過去18か月に公開した投稿で、更新情報・特典・イベントのすべての投稿タイプが含まれる。表示回数はGoogle検索とGoogleマップを合算した1つの数値として示される。告知はGoogleがビジネスプロフィールのヘルプコミュニティに掲載する「Small Business Bulletin」で行われた。現時点ではグローバルに順次展開中で、APIには対応していない。

背景

投稿単位のインサイトは、もともとGoogleビジネスプロフィール(当時のGoogleマイビジネス)に備わっていた。表示回数とクリック数が投稿ごとに確認できたが、2023年に提供が終了している。以後、店舗側は投稿の反応を直接確かめる手段を持たなかった。管理画面のパフォーマンス指標はプロフィール全体の数値にまとめられており、「どの投稿が効いたのか」は推測するしかない状態が続いていた。

Googleは今回の告知で、この機能を「最も要望の多かった機能の一つ」と説明している。ただし戻ったのは表示回数のみで、クリック数は含まれていない。投稿がどれだけ見られたかは分かるが、そこから行動につながったかどうかは、引き続き管理画面の外で測る必要がある。

事業者への影響

最も直接的な変化は、投稿の内容別に比較ができるようになることだ。特典、更新情報、イベントのどれが見られているのか。写真の有無で差が出るのか。投稿の曜日や時間帯で違うのか。これまで感覚で語られてきた論点に、店舗自身の数字を当てられる。過去18か月分が一度に見られるため、初回から季節性の検証にも使える。

一方で、扱いには3つの注意が要る。

  • 「表示回数」の定義が公表されていない。閲覧した人数なのか、表示された延べ回数なのかが分からないため、絶対値ではなく投稿どうしの相対比較に使うのが安全だ。
  • クリック数がない。表示回数が多い投稿が来店や問い合わせにつながったとは限らない。ボタンのリンクにパラメータを付けるなど、遷移先での計測を別に用意する必要がある。
  • APIに未対応のため、複数店舗を運営する事業者や代理店は、管理画面を1件ずつ開いて目視する形になる。レポートの自動化は当面できないとみられる。

数字が見えるようになると、投稿の本数を増やす方向に走りやすい。だが比較できるのは同じ条件どうしの投稿だけだ。まずは数週間分の数値を貯め、内容の違いだけを変えた比較から始めたい。

今後の見通し

Googleは順次展開中としており、アカウントによって表示の時期が異なる可能性がある。日本語環境での提供状況は本紙では確認できていない。管理画面に数値が出ていない場合も、しばらく待つのが現実的とみられる。

APIへの対応時期は示されていない。表示回数の定義が公開されるかどうか、クリック数が戻るかどうかについても、現時点で言及はない。多店舗運営でレポートを組んでいる事業者は、当面は既存の集計方法を変えず、投稿単位の数値は補助的な指標として扱うのが無難だろう。

出典

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