Googleビジネスプロフィールに寄せられたユーザーからの修正提案は、店舗側が4日以内に応答しないと自動的に公開される場合がある。Googleの英語版ヘルプにその旨が明記されていることが、9月23日に海外の検索業界メディアで取り上げられた。日本では9月19日から23日まで5連休が続いたため、連休前に届いた通知の期限が連休中に切れている店舗がありうる。
背景
ビジネスプロフィールの情報は、オーナーだけが書き換えるものではない。地図の利用者や第三者が営業時間や住所、電話番号の誤りを指摘でき、Googleはそれを「提案された編集」として扱う。オーナーには、この仕組みが以前から用意されていた。
英語版ヘルプは、提案に審査が必要な場合はメールまたはプロダクト内で通知すると説明したうえで、通知後の猶予を4日と示している。4日以内に応答がなければ、ウェブサイトなど他の公開情報で裏付けが取れる限り、Googleが更新を公開することがあるという。さらに、ポリシー上の基準を満たす必要がある編集については、事前の確認なしに反映される場合があるとも書かれている。
本紙が9月24日に日本語版の同じヘルプページを確認した範囲では、4日という期限や自動公開に関する記述は見当たらなかった。英語版と日本語版で記載の粒度が異なる状態にある。
事業者への影響
実務への影響は、通知を見る体制があるかどうかに尽きる。4日は短い。担当者が休みに入る前日に通知が届けば、出社したときには期限を過ぎている。今年の9月は19日から23日まで5連休だった。連休前後の通知は、まず確認したい。
点検の順序としては、次の3点が実際的だ。
- 通知の宛先アドレスを確認する。退職者や代理店の個人アドレスのままなら、通知は誰にも届かない
- 営業時間、住所、電話番号、ウェブサイトURL、属性を実際の値と突き合わせる
- 複数店舗を運営する場合は、店舗ごとではなく管理画面の一覧で差分を見る
自動公開は「他の公開情報で裏付けられる場合」に限られるとされている。裏を返せば、自社サイトの店舗ページが古いままだと、その古い情報が裏付けとして使われる余地がある。プロフィールとサイトの整合を取っておくことが、間接的な防御になる。
今後の見通し
この4日という期限がいつから運用されているのかは、ヘルプページに更新日の表示がなく、今回は特定できなかった。仕様そのものが新設されたのか、従来の運用が文章として明示されたにとどまるのかは、現時点で判断できない。
日本語版ヘルプへの反映は、今後進む可能性がある。Googleのヘルプは英語版が先に更新され、各国語版が追う運びになることが多い。ただし、記載がないことと、日本で適用されないこととは別の話とみられる。日本の店舗も英語版の記述を前提に運用を組んでおくほうが安全だろう。
出典
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ(英語版)「Manage Google updates to your Business Profile」https://support.google.com/business/answer/3480441?hl=en
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ(日本語版)「ビジネス プロフィールに対する Google による変更を管理する」https://support.google.com/business/answer/3480441?hl=ja
- Search Engine Roundtable「Google Business Profiles Gives You Four Days To Reject User Suggested Edits」2026年9月23日https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-4-days-42139.html




