Googleは、Merchant Centerのヘルプにある低画質の画像の記述を改め、画質が低い商品画像でも商品はショッピング広告と無料リスティングに引き続き掲載されると記載した。Search Engine Roundtableが米国時間10月12日(日本時間10月12日)に伝えた。一方で、すべての商品画像を500×500ピクセル以上とする要件の施行日は2027年1月31日で、こちらは変わっていない。
背景
ヘルプの現在の記述は明確である。画質が低い画像について「商品はショッピング広告と無料リスティングに引き続き掲載されます」とある。低画質の例として、ぼけ、ピクセル化、低解像度が挙げられている。
Search Engine Roundtableは、改訂前の記述では画質が改善されるまで広告と無料リスティングに掲載されない場合があるとされていたと伝えている。改訂に気づいたのはHana Kobzova氏で、PPC News Feedが米国時間10月11日に取り上げた。本紙は改訂前の文面を直接確認できていない。
画像のサイズ要件は別に動いている。Merchant Centerの画像の要件のヘルプには、画像は500×500ピクセル以上とあり、推奨は1500×1500ピクセル前後以上である。この新しい要件の適用は2027年1月31日からとされている。PPC News Feedによれば、500×500ピクセルに届かない画像への警告は2026年7月から出始めている。
事業者への影響
作業の優先順位が変わる。画質の警告が出ている商品について、掲載が止まっているから先に直すという前提で順番を決めていた場合、その前提が成り立たない。ヘルプの記述では掲載は続く。
ただし掲載されることと売れることは別である。Search Engine Roundtableは、低画質の画像ではクリック率が落ち得ると指摘している。掲載の可否ではなく、クリック率と転換率で直す順番を決める話になる。
期限は生きている。500×500ピクセル未満の画像は、2027年1月31日から要件を満たさない。残りは3か月半ほどである。画質の警告と、サイズ要件の期限は分けて管理する必要がある。
次の形で切り分けると判断しやすい。
- Merchant Centerの診断で、画像が小さすぎるという警告が出ている商品の件数を把握する
- 500×500ピクセル未満の画像を2027年1月31日までに差し替える計画を立てる
- 低画質の警告は、掲載の可否ではなくクリック率と転換率で優先順位を決める
- 新規に登録する商品画像の社内基準を、推奨の1500×1500ピクセル前後に合わせるか判断する
今後の見通し
本紙が確認した範囲では、Googleはこの記述の改訂を告知していない。ヘルプに改訂日の記載もない。低画質の画像の扱いが今後も据え置かれるかは分からない。
一方、500×500ピクセル以上という要件と2027年1月31日という施行日は、現在のヘルプに記載がある。本紙が確認した時点で変更はない。施行後に、要件を満たさない画像の商品がどう扱われるかの具体的な記述は確認できていない。要件の運用が示されるのは施行に近い時期になるとみられる。
出典
- Google Merchant Centerヘルプ(低画質の画像の修正):https://support.google.com/merchants/answer/15068449
- Google Merchant Centerヘルプ(画像の要件):https://support.google.com/merchants/answer/6324350
- Search Engine Roundtable「Google: Poor Image Quality Won’t Stop Products From Showing In Search Or Ads」(米国時間2026年10月12日7時11分掲載):https://www.seroundtable.com/google-merchant-center-poor-image-inclusion-42273.html
- PPC News Feed「Merchant Center Low Image Quality」(米国時間2026年10月11日):https://ppcnewsfeed.com/ppc-news/2026-10/merchant-center-low-image-quality/


