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D-SHOGYO
2026年10月25日(日)
EC・店舗集客・検索マーケティングの専門紙
SEO・AIO

GoogleがAI回答内のリンク表示を再改修 公式ページを上部に出すテストも

Googleは米国時間10月15日、AI ModeとAI Overviewsのリンク表示を更新したと発表した。本文中のリンクを増やし、上部に公式ページを示すテストも始めた。ただしクリック数の指標は当面提供しない。

GoogleがAI回答内のリンク表示を再改修 公式ページを上部に出すテストも

Googleは米国時間10月15日(日本時間10月16日)、AI ModeとAI Overviewsにおけるリンクの見せ方を更新したと発表した。回答本文に埋め込むリンクを増やし、回答の上部に公式ページを1〜2件示す形式のテストも始めている。一方で、サイト運営者が求めてきたクリック数の指標について、提供時期は示さなかった。

背景

発表はGoogleで検索のプロダクト管理を担当するHema Budaraju氏によるもので、変更は5点に整理されている。第1に、回答本文中のリンクを継続的に増やし、より上位に表示する頻度を高めた。第2に、回答の冒頭に公式ページを1〜2件、その理由を添えて示す形式をテストしている。第3に、速報性のある話題で表示するニュースカルーセルを、対応地域と言語を広げて展開する。第4に、回答末尾の関連記事リンクにサムネイル画像を付け、クリックしやすい設計に変えた。第5に、AI Modeの動画結果で投稿者名をクリックできるようにするテストを行っている。

第3のカルーセルでは、利用者があらかじめ指定した「Preferred Sources(優先する情報源)」が優先的に扱われる。Googleはこの機能の利用者が2026年初から7倍以上に増えたとしている。

第5のリンク先は投稿者自身のサイトではなく、Google内の検索プロフィールページである。

事業者への影響

方向としてはAI回答からの流入が増える変更だが、効果を測る手段が追いついていない。Search ConsoleのAIパフォーマンスレポートにはクリック数の指標がなく、Search Engine Roundtableの問い合わせに対してGoogleは、どの指標が最も役立つかをサイト運営者と検討中で、時間をかけて指標を追加していくと回答した。当面は、AI回答内のリンクが実際にどれだけクリックされたかを公式データで確認できない。

打ち手は2つある。1つは、冒頭の公式ページ枠を狙うことである。社名・サービス名・制度名で検索されたときに、これが公式だと判別できるページを1枚に整えておく。会社概要や料金の情報が複数のURLに散っている場合は、統合を検討したい。

もう1つは、Preferred Sourcesへの登録を読者に促すことである。ニュース性のある記事を出している事業者にとっては、カルーセル内での扱いに直結する。メールマガジンやSNSで案内する価値がある。

動画については注意が要る。AI Mode経由のクリックがGoogleのプロフィールページに向かうため、動画から自社サイトへ誘導する設計は、そのままでは機能しない可能性がある。

今後の見通し

クリック数の追加時期は示されていない。テスト中とされた公式ページ枠と動画の投稿者リンクは、仕様が変わるか取り下げられる可能性がある。リンクの見せ方はこの1年で繰り返し変更されており、今回で確定したとみるべきではない。計測できない期間が続く前提で、AI回答経由の評価は指名検索数や問い合わせ件数など別の指標で補うことになるとみられる。

出典

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