LINEヤフーは、LINE公式アカウントのビジネスプロフィールの仕様を2026年10月28日に変更する。同社のお知らせは2026年7月30日に掲載され、8月3日と10月7日に更新された。10月7日の更新は実施日の変更によるものである。基本情報、電話番号、住所、支払い方法は、新設の「プロフィール情報設定画面」に集約される。公開していなかった保存データは引き継がれず削除される。
背景
変更の軸は情報の置き場所である。基本情報のパーツや、電話番号、住所、支払い方法の設定で管理していた情報が、プロフィール情報設定画面に移る。同社は、公開すると各サービスに即時反映されるとしている。
公開の状態も変わる。パーツごとの公開と非公開の切り替えがなくなり、状態は「下書き保存」と「公開中」の2つになる。公開中のコンテンツを一時的に隠すことはできず、隠すには削除する。「自由記述」「お知らせ」「アイテムリスト」「よくある質問」は、削除すると内容を復元できない。
パーツの構成も変わる。クーポンやショップカードは、他の機能で作成済みの有効なデータがあるとプロフィールに自動で掲載される。紹介文は廃止され、最近の投稿、SNS、感染症対策の各パーツも廃止される。お知らせの掲載上限は200件から20件になる。フッターボタンのテキストは「友だち追加」に統一される。
事業者への影響
先に手を動かすのは、消えるものの控えである。公開していなかった保存データは引き継がれない。紹介文、最近の投稿の画像と動画、感染症対策の設定、デリバリー・出前やテイクアウトの受付時間・電話番号・URLの詳細も削除される。SNSのうちPinterest、Spotify、TumblrのURLも削除される。
電話番号は特に確認したい。「通話」ボタンは、プロフィール情報設定画面に登録された電話番号を使うようになる。「通話」ボタンと「電話番号」の設定で別の番号を入れていた場合、番号が統一される。来店や注文の受け口が、意図しない番号に変わり得る。
自動掲載も見ておきたい。期限切れのクーポンや、検証用に作ったショップカードが残っている場合、プロフィールに自動で載る可能性がある。載せたくないパーツは、個別に削除する必要がある。
10月28日より前に、次の順で手を付けたい。
- 公開していない保存データと紹介文の内容を控える
- 「通話」ボタンと「電話番号」の設定が同じ番号かを確認する
- クーポンとショップカードの有効なデータを棚卸しする
- お知らせのうち、20件に収まらない分から必要な情報を保存する
今後の見通し
日程は動く余地がある。同社は、リリース日以降に順次反映され、日程や仕様は変更される場合があるとしている。10月7日の更新も実施日の変更によるものだった。
複数の店舗やアカウントを運用している場合、確認の手間は店舗数に比例する。基本情報の登録、紹介文の置き換え、デリバリーの詳細の再入力は、アカウントごとの作業になるとみられる。移行後の見え方は、自社のアカウントで実際に確認したい。
出典
- LINEヤフー for Business「ビジネスプロフィール リニューアルのお知らせ」(2026年7月30日掲載、8月3日・10月7日更新):https://www.lycbiz.com/jp/news/line-official-account/20260730-01/
- Web担当者Forum「LINE公式アカウントの「ビジネスプロフィール」が10月28日にリニューアル、基本情報を一元管理」(2026年10月14日7時2分):https://webtan.impress.co.jp/n/2026/10/14/53442


