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D-SHOGYO
2026年10月25日(日)
EC・店舗集客・検索マーケティングの専門紙
SEO・AIO

Googleが9月のスパム更新を全言語で開始 順位の振れは最大2週間続く可能性

Googleは9月24日、2026年9月のスパムアップデートの配信を始めた。全地域・全言語が対象で、完了まで最大2週間かかると告知している。直近3回は2日前後で完了しており、順位の振れが長引く可能性がある。

Googleが9月のスパム更新を全言語で開始 順位の振れは最大2週間続く可能性

Googleは9月24日午前9時15分(米太平洋時間)、2026年9月のスパムアップデートの配信を始めた。検索ステータスダッシュボードによると、対象は全地域・全言語で、配信の完了まで最大2週間かかるとしている。日本時間では9月25日の未明にあたる。

背景

スパムアップデートは、検索結果からスパムポリシー違反のページを減らすための更新だ。サイト全体の評価を見直すコアアップデートとは目的が異なり、ポリシー違反に的を絞る。

Googleは2026年に入って、3月24日、6月24日、8月18日にスパムアップデートを実施している。ダッシュボードの記録では、3月は約19時間30分、6月は約2日1時間、8月は約2日16時間で完了した。いずれも2日前後で収束している。

今回は「最大2週間」と期間を明示した点が直近3回と異なる。5月21日に始まったコアアップデートは完了まで11日21時間かかっており、期間の長さではコアアップデートに近い。スパムアップデートでここまでの期間が告知されるのは、直近では例がない。

Googleのスパムポリシーは、期限切れドメインの悪用、大量生成されたコンテンツの悪用、サイトの評判の悪用などを違反として挙げている。いずれも、外部に制作を委託した記事や、他社に貸し出したサブディレクトリが該当しうる領域だ。

事業者への影響

まず、順位の変動を日次で追って施策を打ち変えるのは避けたい。配信が2週間続くなら、その間の順位は途中経過にすぎない。広告の入札やランディングページの差し替えを順位変動に合わせて動かすと、何が効いたのかを後から切り分けられなくなる。

時期の重なりも悪い。9月末から10月初めは各モールのセールが立て込む。自然検索の流入が動く局面と、広告と在庫を厚く張る局面が重なる。検索流入の落ち込みをセールの不振と読み違えないよう、流入経路別に分けて見ておきたい。

点検すべき対象は3つある。

  • 外部ライターや代理店に任せている記事の量産
  • 商品説明文の自動生成
  • 他社に貸し出しているサブディレクトリやサブドメイン

いずれもスパムポリシーが名指しする領域に近い。心当たりがあれば、配信の完了を待たずに取り下げを検討する余地がある。

店舗事業者は、ローカル検索と自然検索を分けて確認したい。今回の更新はウェブ検索のランキングに関するもので、ビジネスプロフィール経由の露出とは系統が異なる。地図枠の順位が動いた場合、原因は別にある可能性が高い。

今後の見通し

配信の完了は、検索ステータスダッシュボードの当該項目が更新されることで確認できるとみられる。告知どおりであれば、完了は10月上旬までずれ込む可能性がある。

順位が下がった場合でも、原因がこの更新にあると断定はできない。同じ期間に別の変更が入ることもある。影響を切り分けるには、更新の完了後に少なくとも数週間分のデータを見る必要がある。復旧を急いでページを大量に書き換えると、かえって原因の特定が難しくなる。

出典

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