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D-SHOGYO
2026年10月25日(日)
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SEO・AIO

Googleがクロールと順位回復の所要時間を公開 コアアップデート後は3〜6か月へ

Googleは9月30日から10月2日にバルセロナで開いたイベントで、クロールやインデックス、順位回復にかかる時間の目安を示した。コアアップデート後の回復は通常3〜6か月とされ、施策の評価期間に影響する。

Googleがクロールと順位回復の所要時間を公開 コアアップデート後は3〜6か月へ

Googleは、スペイン・バルセロナで9月30日から10月2日に開いた「Search Central Live Deep Dive Europe」で、クロールからインデックス、検索結果への反映までにかかる時間の目安を数値で示した。説明したのはGary Illyes氏である。新しいURLの発見は通常20時間ほど、コアアップデート後の順位の回復は通常3〜6か月とされる。参加者の報告をもとに、Search Engine Journalが10月4日、Search Engine Roundtableが米国時間10月5日に伝えた。

背景

Googleはこれまで、反映までの期間を問われても「場合による」という答え方をしてきた。今回示されたのは、通常の所要時間と、遅い場合の幅である。報じられた主な数値は次のとおりである。

  • 新規URLの発見:通常20時間/遅い場合は数週間、発見されないこともある
  • 既知URLの再クロール:通常30日/遅い場合は数週間、されないこともある
  • サイトマップの処理:通常24時間/遅い場合は14日、または処理されない
  • インデックスの全体:通常1.5時間/遅い場合は数か月、またはされない
  • 正規化(canonical)の変更:通常1〜3週間/遅い場合は数か月
  • サイト移転:通常1〜3か月/遅い場合は6か月から1年超
  • タイトル・スニペットの変更:通常1〜2日/遅い場合は数週間から数か月
  • 手動による対策の解除:通常1〜2週間/遅い場合は4〜6週間以上
  • コアアップデート後の回復:通常3〜6か月/遅い場合は6か月から1年

Illyes氏は、各工程が互いに依存しているため、前の工程の遅れが次の工程に持ち越されると説明したと報じられている。

事業者への影響

まず効くのはサイト移転の計画である。通常1〜3か月、遅い場合は1年を超えるという数値は、ドメインの変更やURL構造の変更を商戦期の直前に当てる判断を見直す理由になる。移転の時期は、売上の谷に合わせる方が安全である。

次に、施策の評価期間である。コアアップデート後の回復に通常3〜6か月かかるなら、1か月で判断して方針を変える運用は早すぎる。順位が戻らないことを理由に別の施策を重ねると、何が効いたのかが分からなくなる。

商品ページの更新にも関わる。既知URLの再クロールが通常30日なら、価格や在庫の表記をHTMLだけで変えても、検索結果に出る情報はしばらく古いままになる。サイトマップの更新日や構造化データの扱いを併せて見直したい。

一方、タイトルとスニペットの変更は通常1〜2日である。短期で試せる領域と、半年単位で見る領域を分けて管理したい。

今日からできることは3つある。

  • サイト移転やURL変更の計画に、1〜3か月の反映期間を織り込む
  • SEO施策の評価期間を、コアアップデート後は3か月以上に設定する
  • 価格や在庫の変更が検索結果に出るまでの遅れを、サイト内の表示で補う

今後の見通し

今回の数値について、サンプル数、計測の期間、「通常」の定義は示されていない。Googleの公式ドキュメントに同じ数値が掲載されるかは、現時点で確認できない。イベントの内容は参加者の報告として広まっており、今後Google自身の資料としてまとまる可能性がある。数値は目安であり、個別のサイトに当てはまる保証はない。

出典

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