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2026年10月26日(月)
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SEO・AIO

Google検索の担当幹部がスパム対策の体制を肯定 8月更新の余波を確認へ

Google検索のエンジニアリング担当幹部が8月31日、スパム対策チームの体制を問う投稿に肯定的な返答をした。8月のスパムアップデートは8月18日に始まり、2日16時間で完了している。

Google検索の担当幹部がスパム対策の体制を肯定 8月更新の余波を確認へ

Google検索の担当幹部が、同社のスパム対策チームの体制について、外部からの指摘に肯定的な返答をした。米検索業界紙のSearch Engine Roundtableが8月31日(米国時間)に報じた。8月のスパムアップデートは8月18日に始まり、2日16時間で完了している。この時期に検索流入が動いた事業者には、原因を切り分ける材料になる。

背景

発端は、SEO業界のGagan Ghotra氏がX上に投稿した内容である。同氏は、8月のスパムアップデートを見て、スパム対策チームは今も新しいアルゴリズムを書いていると述べた。そのうえで、アップデート前は同チームの人員が減っているのではないかと考えていたが、今回を見る限り依然として体制はあるようだ、という趣旨を書いた。

これに対し、Google検索のエンジニアリング担当バイスプレジデントであるRajan Patel氏が、短く肯定する返答をした。Search Engine Roundtableのバリー・シュワルツ氏は、Googleが自社のスパム対策チームは働いていると認めた形だ、と記している。

アップデート自体は、Googleの検索ステータスダッシュボードに記録が残る。「August 2026 spam update」は8月18日に開始し、所要時間は2日16時間と記載されている。

影響の大きさについては、分析ツールを提供するSE Rankingの調査がある。Search Engine Landが8月27日に報じたところによれば、同社は米国のGoogle検索結果を対象に、20業種10万キーワードで順位を追った。アップデート期間中、上位10位に入っていたURLの16.71%が100位圏外へ落ちた。比較対象とした7月下旬は9.2%である。上位10位からの脱落が起きる割合が、平時より8割ほど高まった計算になる。

事業者への影響

第一に、時期の切り分けである。8月18日以降に検索流入が落ちた事業者は、このアップデートを疑う余地がある。Search Consoleで、8月17日以前と8月22日以降のクリック数・表示回数・掲載順位を分けて比べたい。同じ時期に商品の入れ替えやサイト改修を行っていた場合は、原因が混ざる。作業の記録と並べて見る必要がある。

第二に、量産型のページである。SE Rankingの分析とは別に、米国のSEO専門家による事例報告では、大量に生成した比較記事やリスト型の記事を抱えるサイトの下落が指摘されている。ECサイトでも、条件を掛け合わせて自動生成したカテゴリーページ、似た内容の商品説明を並べたページは、同じ性質を持つ。ページ数を増やすこと自体が目的になっていないかを見直したい。

第三に、対策が続くという前提である。今回の返答は体制を肯定したにとどまり、次のアップデートの時期を示すものではない。ただし、Googleの担当幹部が公の場で応じた事実は、この領域への対応が一過性でないことを示す材料になる。短期の順位回復をうたう手法に投資する判断は、慎重にしたい。

今後の見通し

Googleは次のアップデートの予定を公表していない。今回のやり取りも、公式ブログや検索セントラルでの発表ではなく、X上の短い返答である。過大に読み取るべきではない。

SE Rankingの分析は米国の検索結果を対象としており、日本語検索で同じ傾向が出ているかは確認できていない。国内の順位変動については、各社が自社のデータで確かめる必要がある。

影響を受けたサイトが次のアップデートまでに回復するかどうかも、現時点では見通せない。回復の条件について、今回の出典に記述はない。

出典

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