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D-SHOGYO
2026年10月25日(日)
EC・店舗集客・検索マーケティングの専門紙
広告・CRM

Google広告が特典を自動で表示へ 10月12日から店舗情報付きの配信が対象

Google広告で、サイト上の割引を自動で抽出して広告に表示する「自動プロモーション」の適用が10月12日に始まると報じられた。店舗情報を登録した検索・P-MAXキャンペーンが対象で、設定の確認が必要になる。

Google広告が特典を自動で表示へ 10月12日から店舗情報付きの配信が対象

Google広告で、ウェブサイト上の割引やクーポンを自動で抽出して広告に表示する「自動プロモーション」が、ロケーションアセットを設定した検索キャンペーンとP-MAXキャンペーンに適用される。Search Engine Roundtableは米国時間10月5日、Googleが広告主に送った通知をもとに、適用の開始日は10月12日だと報じた。手動のプロモーションを設定していないキャンペーンが対象で、止めるにはアカウント側の設定を変える必要がある。

背景

Google広告のヘルプによると、自動プロモーションはランディングページ上の有効な特典を検出し、広告に表示する機能である。ヘルプは「黒いセーターが20%オフ」のような特典を例に挙げている。

配信の条件は3つである。ロケーションアセットを設定した有効な検索またはP-MAXキャンペーンであること、手動のプロモーションが動いていないこと、Google広告のポリシーに準拠していることである。各プロモーションの配信は24時間未満で、サイト上で特典が引き続き確認できる場合は再び有効になるとしている。

ヘルプに開始日の記載はない。10月12日という日付は、Googleが広告主に送った通知を引用した業界紙の報道による。

事業者への影響

影響を受けるのは、実店舗の情報をロケーションアセットとして登録しているEC事業者である。店舗とECを併せて運営し、来店計測のためにロケーションアセットを設定している場合、意図せず対象に入る。自社が対象かどうかは、キャンペーン単位でロケーションアセットの有無を見れば分かる。

論点は表示の正確さである。カテゴリー限定や会員限定の割引が、広告上で範囲の限定なく見えると、景品表示法の有利誤認に当たる可能性がある。終了したセールの記述がランディングページに残っている場合も同じである。Googleは特典の有効性を検証すると説明しているが、検証の基準は公表されていない。

もう一つは手動のプロモーションとの関係である。手動で設定しているキャンペーンは対象外とされている。表示を自社で管理したい場合、手動のプロモーションアセットを置くという選択肢がある。オフにするか、手動で埋めるかの判断になる。

今日からできることは3つある。

  • ロケーションアセットが付いた検索・P-MAXキャンペーンを棚卸しする
  • ランディングページの特典に適用範囲と終了日を明記し、終了後は記述を削除する
  • 自動に任せない場合は、アカウントレベルの自動アセットでオフにする

今後の見通し

日本での適用の時期と対象の範囲について、Googleの公表資料で確認できる記載はない。国内のアカウントにも同じ日付で適用されるかは、通知の有無を各社で確かめる必要がある。自動で入る資産は、広告の表示履歴や掲載結果の画面で確認できるとみられる。オフにする設定が今後も残るかは、現時点では分からない。

出典

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